真性包茎は保険適用で手術が出来る!

真性包茎は医学上の「症状」

平常時はもちろん、勃起時においても亀頭がまったく露出しないか、露出したとしても先端のごく一部にとどまるタイプの包茎を、真性包茎といいます。
真性包茎は精神的なコンプレックスの原因となるばかりでなく、包皮と亀頭の間に汚れや雑菌が溜まりやすくなって感染症を引き起こしたり、排尿に支障をきたしたりといったトラブルを招くおそれがあります。また、摩擦によって痛みをおぼえたり裂傷・出血を生じたりして正常な性行為を行うことが困難になったりもします。
こうしたことから、真性包茎は医学的に見ても「症状」の一種であると認められ、治療は保険適用を受けられます。これに対し、平常時には包皮におおわれているが勃起時には亀頭が露出する仮性包茎の治療は保険の対象外となります。
真性包茎を根本から治療するには外科手術が必要となりますが、その手術法にはいくつかの種類があります。そのうち保険適用を受けられるのは環状切除術・背面切開術の2つです。どちらも真性包茎への施術が可能です。

保険が適用される2つの手術法

環状切除術は、その名の通りペニスの周囲に環状の切除ラインを設け、そのラインに沿って余分な包皮を切り取り、その前後を縫い合わせるというものです。切除する場所は亀頭から2~3cm下に設けるのが最も一般的ですが、このやり方だとラインの前後による皮膚の色の違いが目立ってしまうという課題があるため、いわゆる亀頭冠のすぐ下にラインを設定したり、逆に根元に近い部分を切除したりする場合もあります。
もう1つの背面切開術は、包皮に縦の切れ込みを入れ、それを横に広げて縫い合わせることで引っ張るというものです。切り取ってしまうわけではないので包皮の量に変わりはありませんが、真性包茎であった人でも先端部分を露出させるのが容易になります。
保険適用で手術を行った場合の費用は通院回数などによって若干異なりますが、環状切除術の場合は総額でおおよそ2万円前後、背面切開術の場合は同じく総額で8千円前後となります。ただし、受診した医療機関が保険診療機関でない時は自費診療となるので注意が必要です。

まとめ

包茎手術はペニスにメスを入れることになるため、たいへん不安を伴うものです。しかし技術の確かな医師に執刀してもらえれば安全性は高いので、治療を依頼する際は口コミをチェックするなどして信頼のおける医療機関を選ぶようにします。また、保険適用を受けたい場合はその医療機関が保険診療機関であるかどうかも事前にしっかり確認することが大切です。自費診療だと同じ手術法でも費用が8万円から10万円、時にはそれ以上になることがあります。